イントロダクション

明けない夜はない
作家・原田マハ(本作プレスへの寄稿より抜粋)
闇が深ければ深いほど、やがて訪れる夜明けが美しいことを、本作は教えてくれている。どんな子供にも未来がある。いかなる人にも夜明けは訪れる。そう、あなたにも、私にも。

圧倒的な満足度。世界中の映画賞を、まさに総なめ。世界でいちばん、愛し愛される映画。
圧倒的な満足度。USの実名レビューサイト、ロッテントマトで史上最高の満足度99%を獲得!

 SXSW(サウス・バイ・サウスウェスト)映画祭2013でのワールドプレミア以降、世界中で30もの映画賞を受賞し、50の映画賞にノミネートされた『ショート・ターム』は、実名レビュー評価サイトRotten Tomatoes(ロッテン・トマト)で満足度99%、2013年No.1の実績を記録し、名実共に史上最高の評価を得ているヒューマン・ドラマ映画の真骨頂。

 監督・脚本は、本作が長編2本目となる新人監督デスティン・クレットン。オスカー女優ジェニファー・ローレンスに注目され、次回作はローレンスが主演、プロデューサーを務める『The Glass Castle(ガラスの城の子どもたち/原作:ジャネット・ウォールズ)を監督すると報じられ、一気に注目が高まっている。主演のブリー・ラーソンもこの作品で大ブレイクし、ロカルノ国際映画祭での最優秀主演女優賞受賞を皮切りに、Critics’ Choice Award主演女優賞ノミネートやインディペンデント映画のアカデミー賞と言われる“インディペンデント・スピリット・アワード”の主演女優賞ノミネートなど、次世代を担うハリウッドの若手女優として一躍スターダムを駆け上った最注目女優の演技も『ショート・ターム』の見どころのひとつ。